「心の柔軟性を高めよう」
・・・なんて言葉、一度は耳にしたことがあるはず。
とはいえ すぐに、何かその方法が思い浮かんだり、実際 実践した方は少ないのでは?
つい難しいこと、時間がかかること…と捉えて、スルーしていた方必見です。
“ココロを鍛える”ってどういうこと?
例えば、身体を動かす時に、事前にストレッチをすると可動域が広がったり
翌日の筋肉痛が軽減されたり、カラダの負担が少なくなったりしますよね。
わかりやすく言えば、『身体が柔らかく柔軟な人は、怪我がしにくい』などと言われることがありますよね。
それと同じように、ココロにも柔軟性があれば
いつも気になっていた、何気ない誰かの言動に動じず
そして、傷つきにくいココロを、自分自身でつくることができるのです。
【STEP1】人の数だけ、フィルターの数があることを”知る”。
人々は、みんなそれぞれ『自分独自のフィルター』を持っています。
ここで言うフィルターとは、捉え方、見方、感じ方など、その人が持つ “感覚”的な考え方のこと。
私たちは日常のあらゆるシーンに対して知らず知らずに、
自身のフィルターを通して、様々な物事を見て、捉えて、感じ、判断しています。
フィルターを何か写真のフレームのような枠組みと捉えて、
その枠組みをいろんな枠に変える感覚を持ってみてください。
普段何気なく、”捉えていた・判断していた ” あなたのフィルターはどんなものでしょう?
例えば、同じ景色を見ていても、その人が見る角度、その人が見る色、感じる気温、匂い・・・
全て、一人一人違うのです。
よって、一人として同じフィルター越しで物事を見ることは できないのです。
では、そんな『フィルターの変え方』とは?
【STEP 2】今日から、『逆に』を口癖に
例えば、よくある例として・・・ ”コップに半分の水が入っています。”と聞いて
「もう半分しかない」と捉えるのか?
《逆に》
「まだ半分もある」と捉えるのか?
あなたの直感に、《逆に》の視点を加えてみるだけで
受け取り方、感じ方が変わり、心の余裕が、一気に変わってきますよね。
ダイエットやトレーニングでも、体重が変わっていなければ
「なんで減ってないの、、あんなに頑張っているのに。。。」と捉えるのか?
《逆に》
「増えてなくてよかった。頑張って動いたから筋肉量が上がっているかも。」と捉えるのか?
結果は同じでも、どちらのモチベーションで過ごしたいでしょうか?
【STEP3】現状を受け止め、捉え方の質を上げる
ただ、「無理やりポジティブに捉えるといい」というものではなく、
“いろんな角度から捉える癖をつける” という感覚が大切です。
例えば、もし怪我をしてしまった場合
「怪我しても大丈夫。痛くない。頑張れる。」と無理やり言い聞かすのではなく
《怪我をした事実を受け入れて》
「怪我をしてみて、普段の健康な身体の有難さがわかった。」
「怪我をしないように、これから気をつけよう。」
このように、ココロのフィルターを変えることができれば
自ずと、そのあとの行動も変わっていくのが分かりますよね。
一度、起こった事実を、 “受け止めた上”で、捉え方の質を上げましょう。
『捉え方や枠の種類を増やすこと』=『心の柔軟性を高めること』
今回AIDAMAが伝えたかったことは、
『物事には プラスもマイナスもなく、自分のフィルターや枠組み次第で、
プラスにもマイナスにも “変えることができる”』ということ。
今日、あなたにとって『嫌だな。納得いかないな』と感じたことは、ありましたか?
そしてそれは、どんなことでしたか?
起こった出来事に対して、どのような《逆に》な捉え方ができるのか?
《事実を受け止めた上で》どんな捉え方ができるのか?
ぜひ 一度、立ち止まって意識してみてください。
きっと今より日常がより深みを増し、あなたのココロを穏やかに
そして、”ココロの健康”へと繋がっていきますように。