“毎日何気なく発している言葉には、目に見えないパワーが宿っている。”―
前回『どうして”AIDAMA(アイダマ)”なの?』の記事で
“言葉には人が思っている以上に大きな力がある” ということをご紹介させていただきましたね。
では みなさんに、またまた質問。
『メンタルヘルス』 と聞くと、まず第一にどんなイメージが頭に浮かびますか?
本来の『メンタルヘルス』とは?
・・・先ほどの質問いかがでしたか?
どこか不健康や、“弱い人”などの マイナスイメージを浮かんだ方も少なくないはず。
日本では、「カウンセリング」や「メンタルケア」と聞くと
ついつい“病気の方が受けるもの”や、”受けるなんて恥ずかしい”といった感覚から
カウンセリングセンターなど、とても敷居が高い場所と捉えられる傾向があります。
そんなマイナスイメージが付いているせいか
心に関心を向けている日本人が少なく、気づかないうちに心に負担をかけていたり、
ストレスを溜めて病気になってしまうケースが多く見られます。
メンタルケアは、“うつ病の人”が受けるものではない?!
メンタルメルスとは直訳すると「精神」の「健康」。すなわち「ココロの健康」を指します。
そう、メンタルケアというものは、”生きている全ての人々が受けるべき対象”なのです。
決して、心が弱まっている方だけが対象なのではなく、
健やかに、いきいきと働いている健康な人にも
“その状態にあったメンタルケア” というのは 必要なのです。
実はあなたも『メンタルケア』が必要な一人。
”メンタルケア” と聞くこと、「何か特別なことをしないといけないの?」なんて感じる方もいるかと思いますが、そうではありません。
うれしい、楽しい、悲しい、怒り・・・
日頃、何気なく感じている『自分の感じた気持ちに正直になる』、そんな意識を持ってみましょう。
目頭が熱くなっていたり、口が緩くなったり、目尻が自然と下がっていたり、奥歯を噛み締めていたり、、、
無意識のうちに感情は、体のどこかに現れています。
“その変化に意識的に気づき、一度立ち止まって、向き合うこと。”
例えば、たまにふと鏡やガラスに映った自分の顔を客観的にみて、自分を観察してみてください。
きっと、何か変化を感じることも あるかもしれません。
身体を鍛えたり、運動をして健康的な身体づくりを意識するのと同じように
心に関しても鍛えたり、リフレッシュして健康的な心を手に入れましょう。